普段、私達は鼻を使って呼吸しています。
それによって外の汚れた空気が鼻に入ります。
それらの空気などは一旦鼻毛や鼻の粘膜によって除菌されます。
鼻腔で適当な湿度と温度に調整されてから肺に入っていきます。
しかし、鼻の粘膜の中にウイルスが侵入し、増殖することによって、ウイルスから守ろうと体が機能します。
鼻水、鼻づまりもこの防衛反応のひとつです。
これが鼻炎や花粉症などの病気によって過剰に働いてしまうと、とてもつらい状態が続いてしまいます。
症状が慢性化したり、常に鼻がつまって酸素の供給不足から頭がボーっとしてしまう人もいると思います。
つらい症状が長く続く時には早めに専門の医師の診察を受けましょう。
ここでは、そんな鼻水と鼻づまりの原因と治療法について説明しています。
【鼻風邪】
風邪ウイルスに感染すると、鼻水、鼻づまりとくしゃみなど比較的に軽い症状がでます。
3〜5日で引くものがほとんどですが、治らない場合、深刻化して急性鼻炎・急性副鼻腔炎に進んでしまうことがよくあります。
【急性鼻炎・急性副鼻腔炎(急性の蓄膿症)】
黄色の鼻水、鼻づまり、偏頭痛、前頭部頭痛などの症状がでます。
鼻血が混じることもあり、目の周りや歯の痛みまで出るケースもあります。
この状態が長く続くと、慢性副鼻腔炎(蓄膿症)になることがあります。
【花粉症などアレルギー】
ハウスダスト・カビ・ダニ・猫・犬などのアレルギー源に過敏に反応する通年型。
花粉など季節的なアレルギー源に過敏に反応する季節型があります。
水性の鼻水や鼻づまり以外にくしゃみ、喘息、せき、目のかゆみ、腫れ、赤み、涙が止まらないなどの症状もよく出ます。
鼻水、鼻づまりは肥満細胞から出たヒスタミンという化学伝達物質が原因で起こります。
その為、ヒスタミンが神経に作用するのをブロックする、抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤の薬が治療に使われます。
抗ヒスタミン剤には内服薬、点鼻薬などいろいろあります。
鼻水、鼻づまりとくしゃみなどの症状を抑える効果が優れていますが、副作用もあります。
主な副作用は眠気、だるさ、口の乾き、胃腸や肝障害を起こすなどです。
最近では、体質を改善して免疫力を上げる、漢方薬での治療を進める医者も増えています。
また、症状がひどい時には、レーザー手術、凍結手術、電気凝固術、化学焼灼術などの手術が有効です。
鼻を温めたり、ツボ押しなどで症状を緩和することも出来ます。