鼻づまりと耳

鼻づまりの症状は、ほとんどすべての鼻の病気にみられます。
片側ずつのことも、両側同時につまることもあります。
また、実際には鼻に空気が通るのに鼻づまりの感じ(鼻閉感)だけが強いこともあります。

そんな鼻づまりの症状が長引くと、耳や喉に支障をきたす場合があります。
鼻は耳や喉の器官とつながっています。
鼻づまりは鼻腔(鼻の穴の空間)だけではなく、咽頭の上部の病気でも起こります。

喉に影響が出るのは、鼻づまりの症状が出ると口で息をするからです。
口呼吸によって喉が乾燥して咽頭や喉頭・気管・気管支の炎症を起こしやすくなります。
それによっていびきがひどくなって十分な睡眠が得られなくなることもあります。

耳は耳管によって鼻とつながっている為、鼻づまりによる影響をとても受けやすいんです。
ここでは、鼻づまりと耳の関係と鼻づまりが原因で起こる中耳炎について説明しています。

鼻づまりと耳の関係

小さいころに鼻をすすると耳が悪くなる、と言われたことはありませんか?
また、両方の鼻を一緒にかんではいけない、とも言われました。

鼻をすすることによって鼻腔内の鼻水が咽頭に吸い込まれます。
それと同時に耳管を通して中耳からも空気が抜けます。
その圧力によって鼓膜が凹んだままの状態になることがあります。
飛行機などの気圧の変化でもなりますが、耳管狭窄症と言われる疾患です。

両方の鼻を同時にかむ事も同じです。
耳に過剰な圧力がかかることが考えられます。
片方の鼻を指でふさいでもう片方は絶対にふせがないで、開放した状態でおだやかに鼻をかむようにしましょう。

鼻づまりと中耳炎

中耳炎には急性中耳炎と慢性中耳炎があります。
慢性中耳炎は主に急性中耳炎が原因となって引き起こされます。

中耳炎の多くは風邪をひいた時などの病原菌が耳管(耳と鼻の奥をつなぐ管)から入り込んで感染することによって起こります。
この耳管で鼻と耳はつながっている為、鼻づまりが感染原因となるんです。
特に子供は大人に比べて耳管が太く、傾斜も平坦な為、中耳炎にかかりやすくなります。

症状としては、鼻づまりや鼻水の症状が続いた後、耳の奥がズキズキ痛みます。
耳が塞がった感じで音がこもって聞こえる場合もあります。

抗生物質や鎮痛剤、消炎酸素剤などで炎症を鎮めて痛みを和らげます。
鼓膜の内側に膿(うみ)が溜まっている場合は鼓膜を切開して膿を取り除きます。


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